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生き延びる

「もうダメだ」
とでも思ったのでしょうか。平成16年2月に「鳥インフルエンザウィルスに感染した鳥を出荷しようとした浅田農産」の 会長夫妻が自殺しました。自殺という結果は、意外でした。「全世界で問題になっている鳥インフルエンザに感染 した鶏を敢えて、出荷しようとした」ひとは、極悪人に違いないと思っていたからです。それはつまり、 人類の敵、世界征服をたくらむ悪の帝王みたいなモノです、殺人的なウィルスを作り出す元凶をバラまこうとして、実際一部はバラまかれて しまった・・そんな悪いことをする人は、子供の頃に見た懲悪勧善モノドラマの悪役みたいに反省は絶対にしない。
けど、そうではなくて、たぶんものすごく悩み、そのあげく、自ら残りの人生を絶った。
確かに、感染鶏を出荷してしまった、その卵も出荷してしまった、おまけに残りの鶏全部を取引先に押しつけようと した、等、悪いことをしたのは間違い無いんだけど、死刑に相当するかっていうと、たぶんそこまではいかない んではないか?。感染後から、匿名タレ込みでバレるまでの空白の一週間に、ウィルスがカラスに伝染してそのカラスが全国にウィルスをばらまいてしまった。やっぱり責められるべきは、浅田農産であるが、それでも、死罪にはならないと思う。感情的に死罪を叫ぶ人は大勢居ると思うけど法学的には罪刑法定主義のもと、死罪にはならない?
「死んだ方がマシ」
ってよく言いますけど、それを実行した数少ない人なのかな。でも実証したわけじゃない。
死んでみて、はじめて「生きていたほうが良かった」と思っても、もうやり直しは効かない。UNDO無制限なんていう のは、パソコンの中だけで、人生リセットしたら、もう2回目は無い。逆に「やっぱり天国に来て良かった」という のもこちらの世界に居る人には報告するすべがない・・・
じゃあ本当に生きてる方がマシなのかどうか。どうなるのか考えてみた。 もし生きていたら、まずは、行政から罰を受けると思う・・。 罰金というのも払わないといけないでしょう。そして、刑事裁判にもかけられるでしょう。ここで、死罪にはならない 様な気がする・・・伝染病予防の法律を確認したわけじゃないんですけど。 そして、社会ですか。ここが一番つらいところではありますな。まず一番怖いのは、浅田エッグが売れなくなること でしょうか。消費者層っていうのは、雪印の事件や三菱自動車の事件などでもわかるように、こういう誠意の無い 会社は大嫌いですから、ぜったいに「浅田エッグ」なんか買いません。私も雪印の製品はぜったいに買いませんし メグミルクみたいにごまかそうとしても拒否しますし、三菱自動車なんて見向きもしません、コルト?銃で自殺する の?って感じですから、浅田エッグも無視するとおもいます。でも、これは、ブランド戦略が成り立たなくなっただけ です。ブランドを前面に出さないで商売する方法を探すしかない、これはもう残った人で、頭をさげつつ、お願いを して,単なる卵として売ってもらうのをたのむしかない。鶏肉もおなじ。ブランドは無しで、ノーブランド品だし、 京都の鶏肉だから買ってもらえるか判らないけど、卸させてくださいって・・・。まだ何十万匹も居るし。あ、でもそっちの鶏のために、 消毒の機械などをたくさん買わないといけないか・・・・消毒の機械のお金を出し渋ってそのせいでウィルス感染して大事な鶏をむげに行政に殺されてしまうよりは、 多少のお金がかかっても消毒の設備を買うほうがマシだ・・・ ただ、そんなお金残っているのかな?京都府の浅田農産 の養鶏場から5km離れた所の高田養鶏場のほうでもウィルス感染がはじまって、これはどうかんがえても 浅田農産のウィルスが蔓延したということで、こういう所から損害賠償請求とかを受けてしまったりするかも。そう なるとお金がなくなってしまう・・・でも訴訟になればそれなりに時間がかかるし、財産保全命令などを受けさえ しなければ、いまあるお金を今後の営業の為、ということで消毒設備購入にあてることも可能なのでは? でも元々の経営が火の車で、それどころではないってことになったら・・・・お金を借りようと思って銀行に行って みても、やっぱりこんな会社じゃ貸し倒れになりそうだってことで誰もお金を貸してくれないかな。うーむ。 となると、金目になるものをとにかく有効に売って商売をやめるしかないのかな?有限会社だから、 簡単に社長・会長が抜けるわけにはいかないか?…でもやっぱり他の養鶏場の事もあるから、そんなに簡単に 倒産ということにならないのではないかな?いまは、鶏が関連するビジネスはいま一つ冷え込む形になるから、 とにかく会社を売却してしまおうと思っても買い手がつかないかもしれませんね。そうなるとやっぱり自己資産 を活かすしかない・・・・土地はあるんかな?養鶏場だと山の中とかの土地だろうから換金しにくいし、養鶏場 をどうする?においの問題もあるし、簡単には買い手がつかないか・・・・。 でも、毎日鶏は卵を産むんだし、卵ってベーシックな食材で何をするにも使うから需要はあるのではないかな? とんかつの衣だって卵でつけるし、ケーキ作ったりお菓子つくるときも卵は必須。マヨネーズだって卵つかうし。 にわとりの肉だって、加熱さえしっかりしていればOKでしょ?だいたい今までだってたいてい加熱したものを 食べてましたよね・・・生の鶏肉って食べたことはない。需要はあるんじゃないかな? 会社を整理する方向にしてもあまりいい結果にはならない、関係者がみんな不幸になるくらいなら、多少の向かい風 に怖じ気づいたりせずに、しぶとくしぶとく生き残るしかないのではないだろうか?取引先から罵られたり、いろいろ あるでしょうけど・・・・関係者が会長夫妻みたいに全員自殺するわけにはいかないでしょう。会長の息子の社長 だって、残されて親が死んでしまってかなり厳しいでしょうが自殺してないところから考えるにこちらは、諦めて はいないのかな。かなりしんどいかと思いますが・・・。 とにかく生活レベルとかの文句をいわないかぎりは、それなりに生きていく道はあるんじゃないか、といいたい んですよ。生活レベルが下がろうと、働く意志があって仕事を選ばない限りは、たとえ倒産したとしてもなんとかなる んじゃないんだろうか?って…だって最悪は、養鶏場のたまごを自分で食べてりゃ生きていけるかもしれない。 でも単価安いから自分で開いた販路じゃさばけないか・・・・運送費もかかるし。 けど生きてはいけるんじゃないかなぁ?あまいかなぁ?大手スーパーに納品を拒否されたら終わり????? でもそうなって倒産したらしたで、倒産処分品目当ての業者とかこないかな?安く買いたたかれるだろうけど。 買いたたかれて、借金が残ったりして、有限会社だからそれは払っていかないといけないのかな?で、働くにも 働き口がない?ないんかな?やっぱり。お掃除のアルバイトとかそういうレベルだとお金は払えないか。食べて いくだけでも精一杯だもんね。やっぱり寝るところと、食事、そして衣服はひつようだよ。そうなると住居の問題が いちばんでかいな。浅田農産がどうかはしらないけどたぶん、会社が整理されたら手持ち資産もそのままってわけ にはいかないでしょうな。いままでがんばって働いてくれていた従業員にも申し訳がたたない、そういう気持ちが あれば自宅をうっぱらってお金をつくっちゃったりするでしょうか。自殺するくらいだったらそこまでやれば、よかった のかも。で、家がなくなるんで借家に移り住むと。車なんて駐車場代がもったいないから処分しちゃったりして。でも トラック運転の大型免許とか持ってたりしたら、再就職になんとかなるかもしれない・・・。社長だから経営以外無能 ってわけでもないでしょう・・・特に所帯的には狭い会社だから、たぶん社長ともなればごちゃごちゃと色々作業 をしていたはずで、仕事を選ばなければなんとかならないかと。 ごちゃごちゃ書きましたが、会社を残そうという努力をどこまでするか、がまず第一、そして諦めるのであれば、あとはどうやって食べて いくか。会長夫妻は年をとっていたからいいけど、息子の社長のほうはまだまだ残りの人生長いでしょ?


ここまで書くと気づいたひともいるかもしれませんが、息子のために会長夫妻が自殺した、という可能性も否定 できないかも・・・そういう事だとは思いたくありませんが・・・それは、息子思いだなぁ、という感想だけじゃなくて、 「世間をなめている」という感想にもなり得るからです。死んでお詫びしたから残された人がラクになる?そんな 甘くて簡単なものじゃないと思うんですよね、世間って。だいたい今回の自殺についても誰も許そうとはしていな くて、やっぱり罪をきちんと償うべきだという意見が多い。この今の世界、生きていくのも大変なので、自殺者は リタイア、逃げた者っていうイメージがあるんだよね・・・。


今回思ったのは、もうすこし踏ん張ってしぶとく生き残る方法を考える余地があったはずで、自殺というのはあまり に自分勝手な短絡的な逃避でしかない。もっともっと粘ってあきらめずにがんばれたはず。 これは私が自分に言い聞かせているのかもしれませんが。 社会が利益を追求してどんどん合理化されていって人間が 生きる楽しさを忘れようとしているように思えますが、逆に、まだまだ捨てたもんじゃない社会ってのを探せる のではないかと・・・。がんばらなくても何とかなるまで踏ん張る・・・ごめんなさい、おねがいします、すいません を何百回言わされても、心の中でくじけずにがんばる・・・・もうそれしかない・・・・。

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エースをねらえ

終わっちゃった。
仕事が忙しい中、録画してでも見たんだが、話の進み具合が早いな、と思ってたら
もう終わっちゃった。来週からはもうやらないのかと思うと寂しいなぁ。
結局、上戸彩の可愛さにまいっただけだったのだろうか?それともドラマの出来?
よくわからないなぁ。上戸彩は、SEEDでもCMでよく見ていたし…
番組の公式Webhttp://www.tv-asahi.co.jp/ace/05_original/index.html をみてみると、9話完結だったことが判る。1クール(=13話)にすら満たなかったのか。と今更ながらに驚く
しかし、イメージ壊さないキャストだったなぁ。難しそうなんだけど、お蝶夫人とか違和感すくなかったし。
(男の方は、千葉君以外は違和感ありありでしたが…)
とにかく主人公ひろみと上戸彩のマッチングは最高だったなぁ(まぁ私の個人的感想なので反論ある人は見逃してください)
第7話で、1年前をコートで思い出しているときの格好なんてめちゃくちゃ×××くて…
ほっそーい手足と頭の形と髪型がとくに気に入った…ってゆーか服も…
最終話の最後はおとなびた感じを演出してたけど。
うーん。ただのファンサイトかい(汗
まぁ、原作…というよりアニメがとても好きだったので、ドラマはどうなるのかなぁ?って心配もあったんだけど、 けっきょく、凄く良かったわけで、周囲にいろいろ言われていますが、見ないではいられない、という状態でした。


おなじあやでもマツウラアヤとは段違いだよなぁ…私にとっての好感が。
とにかく終わってしまった…DVD買うしかないか(爆

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反社会的

以下フィクション。

雪だった。木の枝一本一本を上から包み込むように白く冷たい雪がこびりついていた。 ペースは40km/Hもあればいいほうでたまに車は高速道路上で停止させられた。
もう3月になったのに、気温は零度付近で、空からは雪を含む空気がどんどん舞い降りてくる。 ついでに路面も白く凍りつく。
積雪による渋滞である。
だが、ここは日本の動脈ともいえる道である。国家の威信をかけて除雪が行われる。 幅が2m以上はあると思われる除雪車を2台ならべての作業で積雪は0cmになり、路面は 黒くアスファルトの色に戻る。 たまたま私の車は、スタッドレスタイヤをはいていた。しかも駆動輪は4つ。エンジンは前に 縦置き。左右の車輪の重量バランスは、ほぼ均等。前後の重量比はさすがに前よりに重い が、これはステアリング荷重がそれなりにかかることを意味する。 比較的、雪道にたいして有利な条件だが、除雪車がペースカー的にはいる高速道路の雪道では 追い越しは、ご法度であり、おとなしくついていくしかない。ギアは3速にはいればましな状態。 滋賀県は関が原から、米原で北陸道と合流するこの道は、名神高速といい、愛知県一宮から、 兵庫県西宮市までを結ぶ。この日、関が原から八日市までは完全な雪道だった。 1月2月の真冬でもあまり積雪がないが、たまにこういうドカ雪が除雪車を名神に呼ぶ。この日は、遂に 栗東I.C近辺まで除雪車がペースカーとなって車列を御した。
だがやはり、京都に近づくにつれ、路面の湿潤具合が変化する。簡単にいえば、西に行けばいくほど、 雨道になる。そしてこのころには、ペース、車速もあがり、80km/h程度になっていた。
栗東で名神高速は片側3車線になる。前方を塞ぐペースカー=除雪車も消え、車線が増えて平均速度があがる と、全体のペースがあがる。別にみんなでペースをあげようと打ち合わせをしているわけでもないのに、 同期したようにアクセルペダルの角度が、変わる。車の速度計は100km/hをさしている。ギアは4速。 まだ加速途中だ。だが、平均20km/H程度の渋滞につかまっていた視野の感覚は、100km/Hでも かなりの速度に感じさせる。だが、そんなことは、左側から抜こうとする別の車のヘッドライトでかき消された。 100km/Hでは遅いと思ったのか、左から抜きにかかっている車が居る。
通常この状況つまり左側の走行車線から抜かれそうになったときは、相手の方がスピードの勢いがついている ので、おとなしく抜かれるのを待つ。これが安全な大人のドライブだ。もっと気を利かせるなら、 あえて軽くブレーキでも踏んで、相手を優先させるなどということも行われて いる。ただ、ひっかっかったのは、左から、という一点だけだった。それ以外は何もきにならなかった。が、一点 のひっかかりが、加給機に仕事をさせることになった。 私の車には、最大で220馬力を発生する原動機(エンジン)が載っている。日本国内での日本車のもっとも 大きい馬力は、280馬力。これには、遠く及ばないが、220馬力というのは、通常の道での破壊力は まだまだ大きい。さらに雪が降るほどの低温。これは 空気密度が濃くなり、ガソリンと混ぜた混合気がとてもよく燃えるということになる。そんなことは一切考えも せずただ直感的に体が動いた。 ツンッと指先に力をいれると、アクセルペダルが地面にむけて押し下げられ、エンジン回転計の針が動き始める。 左側を走る隣の車は、先端こそ前に出たものの、車体を完全に前に出すまでにいたっていない。車体を完全に 前に出し切らないと、私の前に車線変更することはできない。 私は、アクセルペダルを踏む角度 をじっと我慢をして保つ。そして保ちながらもすこしずつ指先をひっかくように押し下げ気味にする。 すると、メーターナセルの 奥、ボンネットバルクヘッドの奥から、ヒューン、という音が聞こえ始める。 少し古くなったコンプレッサー、日本車文化的に言うとターボ、の回転がはじまった。回転数があがる音。 すぐに背中がシートに押し付けられる。エンジン 回転計をみている余裕はなくなり、前方を注視、ハンドルを持つ手には力がはいる。あと少しで一馬身ほど前に 出られそうだった隣のくるまのヘッドライトが、サイドミラーの中で小さくなっていく。
「左から抜こうとするから・・・」
自分に対してか、世間に対してか、とにかく後ろめたさを感じて言い訳をする。でもスピードをゆるめるわけではない。 おまけに後続車も加速したため、隣の車線でがんばっていた奴は、追い越し車線にくることができなくなっていた。 いつもならここで終わり。もうあの車とは再び会うことはない。だが、栗東の3車線という場所は、ひとあじ違った。 一番左の車線に抜けてものすごい勢いでアクセルを踏み込んできている1BOX車が見えた。
「あぁ、あの車だったのか・・・・」
珍しいものを見るような気持ちになってみていると、瞬く間に横を抜いていく。追い越し車線に居た私の車は 車列が詰まって速度が逆に落ちていた。そして狂ったような1BOXカーが、ずいぶんと前の方で3車線の真中に 移るのが見えた。車高も高くて重心位置も高そうで、車重もありそう、且つエンジンもそんなに期待できないような 車だが、乗る人間次第で豹変する。ムキになってアクセルをあおって目を三角にして追い越しをしまくる1BOX車。
ちょっと悪かったかな・・・と思ってみてもやはり悪いのには違いない。性能的な余裕を試してみたくなったのだ。 法規とかマナーなんてない。だがレースでもないし、つっぱっているわけでもないから、 悪気も競り合う気もあまりない。だから、狂ったように追い越していった1BOXを遠くに見ても、なにも感じない。 ちょっと無駄にしたガソリンのことを思っておとなしく追い越し車線をキープする。
名神高速は、京都を通る。新幹線も京都を通るが、京都駅で乗り降りする人は多い。高速道路も京都で乗り降り する車がおおいため、日本道路公団は、京都を通らない道を付け足した。いわゆる京滋バイパスである。びわこの 南、大津の手前付近の瀬田というところで、京都を通らない、南に下る道がこれで、枚方のあたりを抜けて京都の 大山崎で、再び名神と合流する。京都に寄る用事がなければ、京滋バイパスを通れば、渋滞もなく快適だ。私も この快適さを知るひとりで、瀬田にさしかかったところで左にウィンカーを出して京滋バイパスに乗る。ここは、 チケットのチェックもなく、車も少なめなので、とても走りやすい。バイパスという名だが、高速道路なので信号も 当然ない。快適に走っていたが、走行車線のペースが遅めなので、追い越し車線を120km/Hをキープして 走る。すると、また1BOX車が居た。さっきの奴と同じかどうかはわからないがのんびり走行車線を走っている。 その傍を120km/h程度でサーッと走り抜ける。とくに刺激したつもりもない。だが少し気になって 後ろを気にしてみた。バックミラーに車線変更をする1BOXカーの姿が映った。 さらに加速してくる。そしてぴったりくっつく。こちらのことを覚えていたのか、それとも単に抜かれるのがイヤな 奴なのか、よくわからない。ただ車間距離が、あまりよろしくない感情を表しているような気がした。
しかし、走行車線はあいかわらず遅い。100km/Hより遅いのではないだろうか。後ろから煽られているので、 大人らしく左に引き込めばよいのだが、車速を落とすのがイヤで追い越し車線でがんばることにした。タイヤが スタッドレスなので、無茶はできないし、だいたいどんな車でも140km/Hくらいは軽く出てしまうので、後ろの 1BOXががんばれば先行も不可能ではない。この道は車がたまに途切れるので、そこで先ほどと同じく、左から 抜くというやり方ができるのだ。それに付き合ってアクセルをふみこみ合うのもバカみたいでいやだったので、 とにかくマイペースで行くと決める。マイペースだが、ハイペースで。
まるい、すり鉢の中で4つのタイヤの外側のエッジをこするような感覚で、ドライブをする。高速で回転するタイヤ がすこしすべりながらも路面をひっかいている感覚に、サスペンションの沈み込む感覚を混ぜ合わせて作り上げた イメージだ。これがじつに高速走行に向いている。タイヤの空気圧調整ができていれば、あとはこの感覚で 安全運転のマージンを確保しつつ、加減速を繰り返す。もちろん、すり鉢の中で車体が傾きすぎてグリップを失わないように、アクセルオフやブレーキングによる荷重を行う。やはり、直線で加速、カーブでは我慢というのが基本だが、そのなかにも微妙な動きがある。スタッドレスタイヤを 信じないで、路面をまっすぐ押し込んでグリップするような感じでハンドルをさばいていく。
「こんだけがんばっても、 コンディションのいいやつにはかなわないんだよな、」などとひとりごちてふとルームミラーにめをやると、 自分の後ろに車がまったくいなくなっていたのがわかった。
「速そうな車をみつけるとすぐに後ろについていこうとする輩」
こういう奴が居るが、さきほどの1BOXが結局これだったのだ。でも、あまりに相手が速いとついていけないのだ。 それであきらめて走行車線に戻って次の獲物を待つ。ちょっと早めの奴なら後ろからついていくのに技術力は 要らないので、オービスよけにもなる。そういう走り方で、ずっとやってきて、これからもやっていくのだろう。 車は巨椋を抜けて新しくできた道にのりかかる。名神大山崎までの区間は、新道である。

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つるとかめ

別に鶴と亀じゃなくてもいいんだけど一般的にはこの2種類の動物を使う。 いわゆるつるかめざんだ。 Cマガジンの記事で、エピステーメー氏が、とあるライブラリを使ってつるかめ算を計算していた。 設定は、こうだ。 8匹いる。つるが何匹か、亀が何匹か。あわせて8匹。 足の数は22本。 さて、鶴は何匹いるのでしょう?亀は何匹いるのでしょう? 私は最初、鶴はフラミンゴの様に一本足でたっているのか?などとくだらないことを考えてしまったが、 前提として、亀の足は4本(しっぽが垂れているとかは考えない)であるし、鶴の足は2本である(フラミンゴ状態 を考慮しなくてもよい)。 さて、この問題、非常に簡単にとける・・・。いわゆる連立方程式を使うのだが、どうだろうか。 以下のようにする。

y+x=8
4y+2x=22(xがつる、yがかめ)
という2つの式を解く。
y=8-x
4(8-x)+2x=22
32-4x+2x=22
-2x=22-32
-2x=-10
x=5
y=3

すると解がでるわけだ。だが、つるかめ算は、じつは小学校でやったはず。このときは、 連立方程式みたいなのは、習っていないわけだ。私は、この話を高校生のときに聞いて解き方をちょっと考えてみたが、あきらめた記憶がある。つまり、連立方程式を使う以外に考えられなかったということだ。しかし、電車の中で Cマガジンを読んでいてちょっと悔しくなったので、cマガジンをかばんにしまいこみ、どうにかして解くことを考えて みた。そして解けたので、ついここに書いてみようという気になった。 さて、どうやって解いたか・・・・


まず、全部がつるだったら、どうなのか? これは、
2×8=16 足は16本だ。
逆に全部がかめだったら・・・
4×8=32 足が32本である。
さて、ここで、設問に出ている数字はすべて出てきた。あとは組み合わせか。 とにかく、22本の足なので、16<22<32 ということで、両方とも1匹以上は居るみたいだ。 そこで、全部がつるではなくて、一匹だけ亀だったら?
2×7=14(つる7匹分の足の数)
4×1=4 (かめ一匹の足のかず)
足して、14+4=18
18本である。ここで、
「かめがいっぴき増えると、足の数が、16→18と2本増えた」
ということに気づく。
では、実際の足の数は、22本。
つまり、16本から、6本増えて22本になっている。
一匹ふえると2本増えるので、
6本増えたということは、6÷2=3
3匹?
では検算してみよう。 4×3=12
8-3=5(つるの数)
5×2=10
12本と10本で22本。正解だ。
まぁこんな感じです。 で、これなんですが、連立方程式を解かないで、二つの解を暗算できますよね。 たとえば、たこといか。足が10本と8本だが、これが、合計8匹、 足の数が、68本だったら・・・・
というような場合でも、以下のように暗算して考えられます。
たこ8匹で、64本
68-64=4
4÷2=2
いかが2匹(10×2=20)+たこ6匹(8×6=48)=合計68本
うーむ。

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