『Google村八分』【ぐーぐるむらはちぶ】(固有名詞)
[意味]あるキーワードでGoogle検索を行った時に、必ずトップに表示されていたサイト・ページがある日突然全く表示されなくなる事。何者かによる情報操作が行われている場合が多い。例えば悪徳業者が、自身を批判しているサイトを検索させない様に、など。
上記を知らなかった人たちは目を覚ましてほしい。現在この「Google村八分」現象は起きており、悪徳商法マニアックスは、Googleで検索してもトップページが表示されない。これはどういう事かというと、「Googleの検索結果が何者かによって操作されている」のだ!!
いままで何気なく使っていたインターネット検索サービスの仕組みについては、考えた事がないひとも多いと思いますが、使うときの気持ちとしては、「機械による検索だから、インターネット上の全ての情報を検索できているのだろう」と思いこんでいたと思います。が、実際は違ったのです。「機械による検索には間違いないが、人間の目に触れる前に、誰かに操作されている」様です。この誰か、とは、上記サイトを見ればわかりますが、あるキーワードで検索されて自社の名前が表示されると困る業者等のようです。
「あれ?!インターネットって世界中の個人が情報発信を行える次世代メディアじゃなかったの?!」
うーん、それはウェブサイト=ホームページを作る事ができることに間違いはありませんが、それをいろんな人が見に来てくれるかどうか迄は判りません。こっそりWWWサイトを作っても、誰もきてくれないのでは、情報発信が可能な状態であるだけで、情報はすたれてしまっています。その中継ぎを作っているのが、検索エンジンだったわけですね。つまり、分厚い本(=インターネット全体)があり、ページに記事を書いた(=自分のウェブサイトを作った)ら、本の索引(=検索エンジン)に載せてもらってはじめて読者にページの存在に気づいてもらえるというわけです。インターネットは本と違って、ページを前から順番にめくっていく事が非常に困難ですから、索引=検索エンジンの存在が絶対に必要なのです。
でもその検索エンジンは、誰に対してでも平等ではなさそうですね。そりゃ、検索エンジンをやっている会社も、ボランティアで営業しているわけではないので、いろいろと利益を産み出すための構造をもっているわけで、それに関わってくる部分は根幹の問題としてあるわけですから、外部圧力というのも受けてしまうわけです。うーん、それって今までの世界となにも違わないのでは?インターネットの現実ってそんなものなの?ってちょっとがっかりしてしまいそうです。
でも、まだ可能性がゼロになったわけではないのです。何で?っていうと、みんなが持っているパソコン、じつはこれは十数年前ものすごい高価だった機械よりも性能がいいわけで、それらの集合したパワーに、検索エンジンの会社のパソコンも勝てないわけです。つまり、各自のパソコンに検索エンジンの仕事を少しずつでも分担させて、かつ、分担するときのソフトの仕組みを透明なもの=オープンソースにでもしてしまえば、企業とか政府に制御されることのない情報化社会を実現することも可能なのです。・・・・とか言っても難しすぎてよくわからないですね。そうですね、これはインターネットの深い部分の話になってしまっています。もっと簡単な事はないの?って思うのであれば、簡単ですが、「検索エンジンは、常に複数使う」というのはどうでしょうか?例の「Google村八分」に遭っているサイトが、ほかの検索エンジン(例えば、Gooとか、フレッシュアイ,Lycos,Infoseek、その他)では、悪徳商法マニアックスのサイトも見つかっています。皆がGoogleだけを使うという一局集中から、情報の偏りにつながることはなくなるのではないでしょうか?
ちなみに,いがらしゆみこ(=少女漫画キャンディキャンディで有名な漫画家,原作者は『水木杏子さん』)の問題もこのサイトを見るまで知らなかったです・・・こういう一面もあるのですね…もちろんこの情報も自分で見て確信しているわけではないので、判断はできないのですが・・・でも「庶民はバカだから(企業側から)情報操作してやろう、だましてもうけてやろう」という感覚は許せないので、つい、こういうウェブサイトは応援したくなってしまいますね。
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