初音ミク に歌をうたってもらう方法

初音ミクは確かクリプトンメディアとかいう会社が売っていたような気がする。
まぁ私も買ったクチですのでクリプトンメディアフューチァ株式会社の一顧客です。

さて 買ってきてインストして、まず何をしたかというと

デモ演奏

を聞こうとしました。
でも、探してもそういうモノは見付からず、
WAVファイルを鳴らすにとどまりました。

でもこのファイルは

音声

しか入ってないのです。
やはり伴奏と合わせて聞きたいところ。
そういうわけでCUBASE  SXを立ち上げてVST音源としてミクを組み込みました。
歌モノのプロジェクトを読んで
ボーカルトラックに初音ミクをアサイン。
トランスポートパネルのボタンを押してスタート。

さぁ歌声が聞こえるか?

シーン

というか伴奏は鳴っているのに声が聞こえない!

何故だ? なぜなんだぁミク!

ソフトと悪戦苦闘して判ったのは

詞を入れないと声が出ない

ということでした。 そうか歌詞が判らないと歌手としては唄えないよね。
なるほど
なるほど。

しかし歌詞のエディタ部分は凄く使いにくい。
どのタイミングでどの文字を唄わせるか、が、直感的に分からないのだ。
うーん、これはどうしたものか。
ちなみにミクをVST音源で唄わせるにはCPUパワーと多めのメモリが必要です。
うちはPEN4の2.4GHzと1.5Gメモリに強化しました。

でも強化したのに上手に唄えないのはいかがなものかと。
困った時にアマゾンでガイド本を見付けましたのでサクッと購入。
その本(ムック)を読んで判ったのは、先ずは

ボーカルをミク附属のエディタで作成し、
テンポを決めて音声ファイルに落とし、
それをDAWに読み込んで伴奏と合わせる

のが王道だということ。
なるほど。これならCPU負荷もそらほどかからないし良いのかも。
続く

| | コメント (0) | トラックバック (5)

YAMAHAとROLAND

音楽を奏でる趣味があって且つパソコンをお持ちの場合、家に何かしらの電子楽器の類が おいてあったりしませんか?
その場合、YAMAHAとかROLAND(BOSS,EDIROL含む)のどちらかだったりしませんか?
MOOGとかENSONIQとか、そういう通な人は別として(笑
うちにもマルチティンバー音源とかがあるんですが、
マニュアルをしまいこんでまして、久々に使うとしても音色リストとかが手元に無いわけですよ
で、マニュアルはどこにあるか判っているんですが、横着してマニュアルの電子ファイルを探したりするんです、これが。
で、見つけたのが、下記です。
YAMAHA マニュアルライブラリー
ROLAND マニュアルダウンロード
まぁ見た目から既にYAMAHAのほうが気合いが入っているのですが(デザイン的に凝っている。。。)
中身の充実度もYAMAHAさんは違いました。
手元の機械、ほぼ100%、全部、マニュアルがPDFで揃いました
MS101IIとかいう小さいスピーカですら、マニュアルをスキャンした画像のみのPDFマニュアルが、 置いてあり、ダウンロードできてしまうのです
かたや、ROLANDは、売れた機種のみ、しかも最近の機種のみ、限定でたまたまサービスで置いて やってるんだ!という感覚にあふれており、レアな機種とかは全然PDFマニュアルがありませんでした。
私が持っているROLANDの機械はほとんど、マニュアルが電子化ダウンロード対象になっていませんでした。


この違いはいったいどこから来るのか?ということを考えてみた場合に思いつくのは、
歴史
といった事もありますが、

ピアノを作ってきた歴史


というのが大きいかと。
つまり、長い年月をかけて使われる商品、ライフサイクルが1世代では済まないほど長い商品という ものの存在が、ユーザビリティへと繋がっている…ピアノは調律などのメンテナンスに手はかかるが、 10年20年は平気で家に置いてあり、使ったりする、だから戦前とか戦後すぐに作ったピアノの修理とかも あるわけで、そういうお客はたくさん居るでしょう。だからYAMAHAとしても作りっぱなしではなく、 数年後に来る修理のために準備はしておくような習慣ができあがっていたりする。で、電子楽器も 同様で、10年20年家に置いてあるようなことは最近ではよくあることで、ピアノと違うのは、マニュアルが ないと操作できないことが多い点かと。まずは結線しないと使えない、MIDIのインプリメンテンションチャート がないと、どう鳴るかが判らない、とか。
ここで、古いお客を大事にする姿勢が、マニュアル完備、というカタチになって現れているのかなぁ?と。。。
ROLANDが手抜きしているので、よけいにYAMAHAの完璧さが目立つのですが。
とにかく古い電子楽器でもちゃんとPDFマニュアルが入手できるので、それなりに鳴らせました、YAMAHAの 楽器系は。。。
逆にROLANDの音源については紙マニュアルをちゃんと取っておいて良かったかも…全然ダウンロードできないし。でも紙マニュアルを探し出してこないといけん。。。
そういえば、歴史あるピアノメーカーとしては、「転売」という事への対応も大事かもね…
いまでは、ピアノ売って頂戴~♪というCMがあるくらいにピアノの中古品売買があたりまえですが、
そういう時も、最初に買った人とは違う人が使う事、を考えて色々準備をする文化が会社にあったりする。
電子楽器も最近は中古売買が盛ん、そういう中で自社の商品を大事にするのであれば、電子マニュアルをサイト上に完備するというのは、必要な行為ではないのかなぁと思います…

雨の日に、つらつらとメーカーの姿勢について書いてきましたが、実は、YAMAHAのほうが単に担当者が熱心だったとか、 そういうオチかもしれませんが、…いや、そんな事は無い…充実度の違いは、担当者の意識レベルを超えている気がします…マニュアルユーザ対応部門の予算の違い?…ROLANDはすぐに対応すべきですな、という結論で。

| | コメント (0) | トラックバック (0)